プラダのバランス
ブラダ・ブランドのバッグは、高級でありながらカジュアルと使いやすさを備えていると評価される、ブランドの中でも数少ない存在です。カジュアルに見せて、さりげなくおしゃれ、そんなときにはブラダ・ブランドがいちばんですね。
ブラダ・ブランドの歴史を見てみましょう。ブラダブランドを創始した人はマリオ・プラダという人です。例によって始めた人の名前がブランド名になっていますね。で、そのプラダさんは世界中から珍しい素材や質の高い革を集めてきてバッグなどに加工したそうです。優秀な職人によって作られたブラダ・ブランドのトランクやバッグは上流階級の人々に評価され、広まりました。ブラダは、創始者マリオの次の代では、頑固な職人だったせいか、時代の流れについていけなかったそうです。プラダは全くの無名ブランドになってしまいました。新しいだけでは軽薄ですし、伝統を守るだけでも生き残っていけない、そこがブランドの難しいところでしょうね。
さて、ブラダ・ブランド中興の祖となりますと、3代目となります。って、3代目で中興の祖は言いすぎでした。3代目ブラダブランドのデザイナーとなったのは、マリオの孫娘さんです。この人はポコノとよばれるナイロン生地に目をつけたようです。しかしブランド物のバッグにナイロンなんてよく使おうと思いましたよね。でもこれがブラダ・ブランドを有名にしてしまうのですから何がどうなるのかなんてわかりませんよね。まあとにかくリスクはないのだから試してみろって感じだったのですかねぇ。さて、ブラダ・ブランド、このポコノと革を張り合わせて開発したバッグが世界的にヒットしたことで、ブラダは世界に認められるブランドに再び踊り出ることができたわけです。ちょっと変わった発想がブラダ・ブランドを蘇らせたのですね。ということでブラダ・ブランドは今でも新しいものを取り入れるのに抵抗はないようですね。